ぼくの腕を千切って食べてどうぞ

きみがぼくのそばにいてくれるなら

肉片一つだって惜しんだりしない

おいでよぼくの腕へ

抱きしめてあげる

きみが腕を千切ってくれるその日まで

血の一滴だって残さず食べてどうぞ

ぼくたちひとつになれればそれで幸福

おいでよぼくの半身

いまいくよ

きみのなかへ