冷たい風が頬を切る

凍る柩の足音が聞こえて
死のベルが鳴り響いた

私の前髪揺れている

耳元の騒音心地良く

氷の柩の足音が近い

迫ってくる 迫ってくる
冷たい風が暴れて

三秒後の私は空を飛ぶ

千切れた私に口付けを
真っ赤な雪景色におはよう

今日が最後の日
今日が最初の日

空飛ぶ私、笑ってる