空に浮かぶ僕を探す

 

晴れ過ぎた

目が痛いくらいの青空仰ぐ

見えるのは吊るされた僕

そびえ立つ

老木が見送って

旅立つ僕にさようなら

 

ゆっくりと時間をかけて育てたこの絶望

真っ赤な花を咲かす昏い昏いこの絶望

 

黄昏の空に溶ける僕を呼ぶ

 

やがては闇に染まる美しい茜色の空

僕を呑み込む深淵の闇

遺す、遺される、もう考えない

この光は潰えて

僕は堕ちていく

 

見送る歓喜の眼差し

やっと楽になれるね

顔知らぬ同士のコエ

旅立つ僕に祝福を

 

“産まれた事は間違いじゃなかった”

“育ったことが間違いだった”

 

さよなら