明日の光を信じて前に進んだ。
 戻れぬ修羅の道には転がる亡骸。
 死者の弔い知らぬ娘に浮かぶ微笑。
 悲哀に満ちた絶叫響く夜半。
 侵食される白き月は満ち足りてまるく。
 黄金の双眸を見開いた娘が夜に吼えた。

 光は……


 まだ、


 見えそうにもない。