目を閉じた

見えたのは闇だった

僕しかいない闇の中

聞こえたのは僕の声

疲れたよ

苦しいよ

 

「それなら考えなければいい」

 

ダメだよ。そうしたら僕が変わっちゃう

考えなくなった僕は誰?

僕は誰になるの?

考えるからこそ僕は僕でいられる

 

「なら疲れたままでいればいい」

 

そんなの嫌だ

「我侭」

知ってる

「臆病者」

分かってる

分かってるし変え方も知ってる

けど

僕は今の僕でないと不安なんだ

答えの出ないことだと知ってるけど

こうしてないと不安なんだ

どうしてこうなったのかも忘れたのに

今日も怯えて過ごすんだ